『永代供養』と『墓じまい』の違いとは? わかりやすく説明します!

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突然ですが、皆さんの中で、『永代供養』と『墓じまい』の違いについて知っていますか?
「近年、墓の維持が難しい!…」と悩んでいる方も多く、永代供養や墓じまいの考え方も普及しつつあります。
そのため永代供養や墓じまいという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は、永代供養と墓じまいの考えかたが増えてきた背景や違いについてご紹介していきます。

 

❖ 永代供養や墓じまいの増えている理由とは?

近年、社会のあり方や家族のあり方が昔とは大きく変わってまいりました。

明治頃までは、1つの墓に一人の故人を埋葬していましたが、戦後になると1つの家系で、1つの墓に埋葬するようになりました。
より近年に近づくと、

 ① 少子高齢化などの社会問題が影響し、お墓を管理する人口が少なくなった

 ② 若い世代が都心に住む傾向が強く、お墓の維持をすることが難しくなった

等々の要因で、永代供養や墓じまいを意識する方が増え始めました。

 

❖ 永代供養 とは?

端的にいうと、亡くなった人・故人に対して供養することです。
永代供養をした後は、供養を菩提寺や霊園に任せるということになります。
特徴としては、子孫に引き継ぐ必要はなく、維持管理費もほとんどかからないこと、一定に時間が経てば、合祀されること、モニュメントと一緒に埋葬される場合が多いことなどがあります。
特に、独り身の方や、子供のいない夫婦の方は、永代供養を希望する方が多いようです。

 

❖ 墓じまい とは?

お墓を解体し、取り去ることです。
つまり、お墓自体を寺や霊園から取り去ることを意味します。
墓じまい後には、お寺や霊園に墓地を使用する際に使っていた永代使用権という権利を返して、何も手が加えられていない状態に戻します。
特徴としては、取り去った後のお墓の維持管理や手間、そして費用がかからないこと、抜魂式、取り払い作業などの手順が少し複雑であること、墓じまいが完了するまでに時間がかかること、寺院の場合は、離檀料がかかる場合もあること、墓じまいをした後は、ご遺骨を納骨堂へ納骨、または散骨や改葬も可能ということが挙げられます。

 

❖ まとめ

今回は、永代供養と墓じまいについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
永代供養や墓じまいの考え方が増加してきた社会的な要因、そして永代供養と墓じまいの違いやそれぞれの特徴について理解していただけましたでしょうか?
ここで説明したことを参考にしていただき、是非ともご家族にとって一番良いお墓のあり方・納骨方法を考えてみてください。

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