お通夜は『友引』を避けるべき? 日程の決め方についてご紹介します!

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近しい人の不幸は、人生でそう何度も経験するものではありません。
そのため、お通夜を儀式する際に、
「『お通夜は友引(ともびき)を避けるべき』と聞いたことがあるけれど、実際はどのように決めるのがいいのかわからない…」
このような悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?…
今回は、『お通夜は友引を避けるべきなのか?』その真相をわかりやすくご紹介します。

 

❖ そもそも友引とは何か?

日本には、六曜という文化があるのはみなさんご存知かと思います。
六曜には、「大安」「先勝」「友引」「先負」「赤口」「仏滅」があります。
大安や仏滅についてはその意味を知っている方も多いかもしれません。
しかし一方で、友引が具体的にどのような日なのかを知っている方は、少ないのではないでしょうか。
「友引」は、もともとは中国の「留引」からきていると言われており、どのような勝負においても決着がつかない日とされてきました。
その言葉が変化して「友引」となり、現在ではその字の通り、「凶事を行うと友を道連れにする日」を意味します。

 

❖ 友引のお通夜は避けるべきと言われる理由は?

お通夜をする際に、「友引は避けるべき」と聞いた経験がある方は多いかと思います。
その理由は主に以下の2つが挙げられます。

 

【理由1】友引の意味による理由

友引がもつ意味は、上記の通り不吉なものです。
そのため、お通夜や葬儀は友引を避けて行われるようになりました。

 

【理由2】火葬場の定休日による理由

理由1により、友引は多くの火葬場が ≪定休日≫ となっています。
お通夜をすると、ほとんどの場合、その翌日に葬儀を行います
しかし、友引の翌日は、友引を避けた人が火葬場に殺到し、葬儀をできない場合があります。

 

❖ 結局、友引は避けるべきなのか?

先述の通り、友引はもともと「留引」と書かれ、意味も違いました。
そのため、お通夜の日程を組む際に、無理をしてまで友引を避けなければならない、というわけではありません。
もちろん、縁起などを気にする方は、避けた方が無難です。
個人で決めるには難しい問題ですから、一度家族で話し合うのが良いでしょう。

 

❖ まとめ

以上、『お通夜は友引を避けるべきなのか?』 その真相をご紹介しました。

先述の通り、友引を避けるべきと言われるのには、理由があります。
その理由を把握した上で、それらを気にしないという方は、無理に友引を避けなくても何ら問題はございません。
お通夜の日程について考えている方は一度、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

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