お経の意味と宗派の違いとは? 日本一信仰者の多い浄土真宗を紹介!

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「お経ってどういう意味があるの?」
「宗派によってお経の教えはどう違うの?」
「自分の宗派のお経にはどんな教えや意味があるの?」

皆さんの中には、このように思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
お葬式や法事ではお坊さんを呼んで、お経を読んでもらうことが多いですよね。
しかし、他の宗派だけでなく、自分の宗派についてもお経の意味や教えのことをご存知でない方は多いのではないしょうか?
今回はそんなお経の意味と、日本で広く布教されている浄土真宗について紹介していきます。

 

❶ お経の意味

お経は仏様や、亡くなった方に捧げるものと捉えられることが多いですが、実はそうではありません。
お経は元来、お釈迦様が生きている人のために、人生を幸せに生きる方法を説いた内容を書き留めたものです。
そのため、お経はお葬式の場で読まれるということはなく、法事やお葬式でお経が読まれるのは日本独自の風習になります。
それではなぜ日本では葬式や法事など、故人の前でお経を読むかと言うと、大切な方を亡くし、悲しみに包まれている中で、生きている人たちの幸せを願うという意味から来ています。

 

❷ 浄土真宗

浄土真宗は日本で最も信仰者の多い仏教宗派と言われています。
浄土真宗は親鸞によって開かれ、元来の仏教とは異なった独自の特徴から広く普及しています。
浄土真宗の特徴は大きく分けて2つあります。

 

*教え

浄土真宗は厳しい修行を積み、自らの力で悟りを開こうとする自力仏教ではなく、「他力仏教」と呼ばれています。
他力仏教とは、阿弥陀如来の本願力を借りることでこの世に対して悟りを開く、というものです。
浄土真宗では「南無阿弥陀仏」を一心に唱えることで全ての人は救われる、という考えの上で成り立っています。

 

*妻帯

親鸞聖人が浄土真宗を開くまで、僧侶が結婚することは仏教の戒律の中でも禁忌とされることでした。
しかし、浄土真宗は自らを律するのではなく、阿弥陀如来を信ずることで悟りを開くという考えのため、そのような戒めが存在しません。
そのため、浄土真宗は妻帯が認められている、仏教界で極めて珍しい宗派なのです。

 

❖ まとめ

今回は、お経の意味と浄土真宗についてご紹介しました。
お経は、人生を幸福に導く教えであり、日本の葬儀の場でお経が読まれるのは、故人を惜しむ悲しみの場で、生きている人の幸せを願うという日本独自の風習です。
「宗派でのお経の違いを知りたい」「お経の教えを詳しく知りたい」と思っている方は、お経について考える良い機会かもしれません。
これを機に、一度弊社【お坊さん派遣.com】にご相談してみてはいかがでしょうか?

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