『葬儀』と『通夜』と『告別式』の違いについて徹底的に解説します

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【葬儀】と【通夜】、【告別式】の違いについて知っていますか?
全部似たようなものだとお考えの方は多いと思います。
勘違いをしていて恥をかかないためにも、それぞれの違いについて知っておきましょう。
では、具体的にどのような違いがあるのかについて解説します。

 

❖ それぞれの特徴と違いとは?

そもそも、あまり葬式に参列したことがない人は、それぞれが違うことを知らない可能性があります。

的外れなタイミングで弔問してしまって迷惑をかけないためにも、違いをしっかりと知っておくことが大切です。
具体的な特徴を踏まえてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

❶ 葬儀とは?

葬儀や葬式などの言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

実は、一般的にイメージする故人とのお別れの一連の流れのことはどちらの名称でも呼べます。
そのため、同じような意味の言葉と捉えても大丈夫です。
かつては葬儀式を行っていたため、故人が棺に入り出棺するまでの一連の流れのことを葬式と呼び、

お坊さんを呼んでお経を読んでもらうことを葬儀と区別して呼ぶとわかりやすいかと思います。

現在では、葬儀式と告別式は区別しておらず、まとめて告別式と呼んでいることが多いです。

また、葬式との違いとしては、葬儀はとても宗教色の強い儀式です。
菩提寺がある場合はそこのお坊さんを呼び、お経を読んでもらいます。
そのような儀式を通じて、故人の冥福を祈るのです。
しかし、宗教の流派によってやり方が変わるという特徴があります。
あまりたくさんの種類の宗派はないので、数回参列するとそれぞれの違いが理解できるでしょう。

 

❷ お通夜とは?

ここまでで葬儀について知っていただけたと思います。

次はお通夜について解説します。
今までのお通夜は家族や親族、親しい友人の方々が線香やろうそくの火を絶やさず、

夜通し故人とともに過ごすという故人をしのぶ儀式でした。
そして、一般の方々は葬儀・告別式に参加するというのが恒例でした。

しかし、時代とともに、お通夜の形式や流れが変わってきました。
同じ仕事に携わった方や、近隣にお住まいの方向けの、夜6時くらいからお坊さんによる読経が始まる

「半通夜」というのが都心部では主流になってきています。
お経や焼香などが終わった後には、少しの食事を用意して会場で食べます。
半通夜が主流になっている理由は、都心部では施設に宿泊できないことが多いためです。

では、半通夜の流れを見ていきましょう。
先述したように、開始時間は夜6時ごろです。
親族や近しい方々は1時間ほど前に集まってきます。
たくさんの方が集まってき次第、順番に受付し、記帳をしてもらいます。
その際に香典を渡すのが自然な流れです。
お悔やみの言葉を添えることを覚えておいてくださいね。

挨拶があった後に喪主から焼香をしていきます。
アナウンスがあり、焼香を促してくれることもあるので、心配はしなくても良いです。

自分が座る席は決められていることが多いので、定められた場所に座ってください。
前の方は遺族や近しい方々が座るので、間違えないように気をつけてください。
一般の方々は後ろの方の左右の席に分かれて座ります。
座った順番に焼香が行われるので、しっかりと配慮することを忘れないようにしましょう。
参列する方の人数にもよりますが、大体30分程度で終わります。
その後はお坊さんの挨拶(法話)があることもありますが、そのまま退場する場合もあります。

次に、喪主の挨拶があるのでその後に通夜振る舞いが出されますが、

長居せずに1時間ほどで解散になることが多いです。
その際は、大きな声ではしゃぐような、親族の気持ちを慮らない

行動をしないように気をつけてください。
お酒が入るとおおらかな気持ちになることも多いので、

親族から「楽しく飲んでくださいね」などのお断りがあった時のみにしましょう。

 

❸ 告別式とは?

「葬儀とお通夜についてはわかったけど、告別式って結局どんなものなの?」

このように、告別式については馴染みがなく知らない方もいらっしゃるかもしれません。
【告別式】とは、故人の知人友人、同僚、近隣の方などの一般の方がお別れをする儀式です。
どちらでも参列できる場合は、まとめて挨拶するために告別式にしておくと良いかもしれません。
ただし、家族や親族がゆっくりと故人をしのんでいる場合もあるので、

どちらにするかをその時その時で考えて選択しましょう。

仕事がある方は、時間帯的にお通夜に参列するのが普通です。
ただ、もともと告別式は一般の方が最後のお別れをして送り出すものです。
そのため、慣例に則って、告別式に参列しておくのが良い場合もあります。
感謝の気持ちを忘れず、このタイミングで最後にしっかりと挨拶をしておくようにしてくださいね。

 

❖ まとめ

この記事で紹介したように、それぞれの儀式には明確な違いがあります。

大人のマナーとして、どのタイミングで弔問するのかを理解しておくことが大切です。
そのため、自分はどのような儀式に参列するべきかをしっかりと把握して、間違えないようにしましょう。

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