永代供養を検討しているが、失敗するのが不安だという方は多いと思います。
そこで今回は、永代供養を利用する際の注意点をご紹介します。
⑴ 永代供養で知っておきたい注意点とは？
永代供養では、必ずしも全ての希望をかなえられるとは限りません。
また、さまざまなルールや注意すべきポイントがあります。
ここでは、実際に利用する前に知っておきたいポイントを紹介します。
① 他宗教や多宗派に配慮する
永代供養では一般的に、宗教や宗派の制約がありません。
そのため、さまざまな宗教・宗派の故人や遺族に配慮する必要があるのです。
例えば、仏教のお墓参りではお墓の前で合掌をしますが、神道では「2礼・2拍手・1礼」をし、キリスト教では頭を少し下げて胸の前で手を合わせます。
お墓参りに行った際に他の方がいらっしゃる場合は、作法の違いによって気分を害さないように控えめにすると良いかもしれませんね。
② 納骨後の取り分けはできない
永代供養には【合葬型】と【個別型】の2種類があります。
・合葬型では、個別の墓が用意されないため、複数の故人の遺骨が納骨されます。
そのため、一度納骨されると基本的に遺骨を取り出せません。
・個別型では、初めは専用のスペースに納骨されますが、最終的には多くの場合、合祀されることになります。
合祀されるまでの期間はさまざまですが、いずれにしても合祀されると遺骨を取り分けられなくなります。
⑵ 永代供養の選び方で失敗しないためのポイントとは？
永代供養を選ぶ際に失敗しないためにはどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。
ここでは、3つのポイントを紹介します。
① 場所と立地
お墓があまりにも遠いと、お墓参りに行きにくくなってしまいます。
また、他の親族にも配慮する必要があります。
できるだけ、自分の家族にとっても親族にとっても通いやすい場所を選ぶようにしましょう。
② 費用と維持費
費用や維持費については、何が含まれているか、何が別料金になるかといった点を明確にしておく必要があります。
あとからのトラブルを避けるためにも、不明な点があれば遠慮せず尋ねるようにしましょう。
③ 納骨期間
どのくらいの期間納骨されるかは、非常に重要なポイントです。
合祀するまでの期間を選べるかどうかなども把握しておきましょう。
❖ まとめ
今回は、永代供養をする際の注意点や、失敗しないためのチェックポイントを紹介しました。
今回紹介したポイントをしっかりと押さえて、納得のいく永代供養を執り行いましょう。
