墓参りの正しい仕方とは?基本手順とマナーを解説

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故人を偲び、感謝の気持ちを伝えるお墓参りは、心を静かに整える大切な時間です。
しかし、いざお墓へ向かうとなると、どのような手順で進めれば良いのか、失礼にあたることはないかと、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
墓石周りの掃除から始まり、どのようなお供えをし、どのように手を合わせるのが適切なのでしょうか。
また、お墓参りの際に心得ておくべきマナーについても、事前に確認しておきたいものです。
今回は、心を込めて故人に語りかけるためのお墓参りの基本的な方法と、知っておきたいマナーを解説します。

墓参りの基本的な方法

墓石周りの掃除は水で洗い流す

お墓参りに到着したら、まず初めに行うべきことは、墓石とその周辺を清めることです。
墓石に付着した埃や汚れは、水で洗い流すのが最も基本的な方法となります。
墓石に直接水をかけることは、故人の身を清めるという意味合いも含まれています。
用意した水桶に汲んだ水を柄杓(ひしゃく)で汲み、墓石全体にゆっくりと注ぎかけ、柔らかい布やスポンジで優しくこすり洗いを行います。
水垢が気になる場合は、歯ブラシなどの小さなブラシを使って、細かい部分の汚れを落とすことも有効です。
洗剤を使うと墓石を傷める可能性があるため、基本的には水だけで行うようにしましょう。

供花とお供え物を墓前に並べる

墓石周りの掃除が終わったら、故人に捧げる供花とお供え物を墓前に用意します。
供花としては、菊や季節の花などが一般的に用いられますが、故人が生前好きだった花を選ぶのも良いでしょう。
花瓶に飾る場合は、左右一対になるように、それぞれに花を活けるのが正式な方法ですが、一本だけでも心を込めて供えれば問題ありません。
お供え物には、故人の好物や、お菓子、果物などが選ばれることが多いです。
お供え物は、墓石の手前、または指定された場所に、半紙などの紙を敷いてから並べると丁寧です。

遺影に手を合わせ合掌する

供花とお供え物を整えたら、いよいよ故人に手を合わせます。
まず、線香に火をつけます。
マッチやライターで火をつけたら、直接線香に火を移すのではなく、一度火を吹き消してから、煙だけを線香に移すのが丁寧な作法とされています。
線香は複数本を束ねて火をつけるのが一般的です。
火がついた線香は、線香立てに立てます。
その後、墓石の前に静かに立ち、遺影や位牌があればそれに手を向け、心を込めて合掌します。
ご先祖様や故人への感謝の気持ち、近況などを静かに語りかけると良いでしょう。

墓参りの際のマナーや注意点は?

お供え物は後に持ち帰れるものを選ぶ

お墓参りでお供えをする際には、いくつか注意しておきたいマナーがあります。
特に、お供え物は、お参りが終わった後に持ち帰ることができるものを選ぶことが推奨されます。
これは、お供え物を墓前に放置しておくと、カラスなどの鳥獣が荒らしたり、夏場には腐敗してしまったりする可能性があるためです。
果物や和菓子などが適していますが、食べきれない場合は、持ち帰るか、その場で処分するようにしましょう。
お酒や食べ物をお供えした場合も、開栓せず、そのまま持ち帰るのが一般的です。

線香は複数本を束ねて火をつけ仏具に移す

線香に火を灯す際にも、いくつかの作法があります。
まず、複数本の線香を束ねて火をつけ、その火を一度手であおいで調節してから、線香立てに移します。
火を息で吹き消すことは、故人への敬意を欠くとされる場合があるため、避けるのが無難です。
また、線香立てに立てる際も、粘り強く火が消えないように注意しましょう。
もし火が消えてしまった場合は、慌てずに再度火をつけ直せば問題ありません。
大切なのは、心を込めて供養することです。

服装は地味で清潔感のあるものを選ぶ

お墓参りは、故人やご先祖様と向き合う神聖な場所で行われるため、服装には配慮が必要です。
派手な色合いの服や、露出の多い服装、ダメージ加工のあるジーンズなどは避け、できるだけ地味で、清潔感のある服装を心がけましょう。
ダークカラーの落ち着いた色合いの洋服であれば、平服であっても失礼にあたることは少ないでしょう。
香りの強い香水の使用も控えるのがマナーです。
故人への敬意を表すためにも、身なりを整えてお参りすることが大切です。

まとめ

お墓参りは、故人を偲び、日頃の感謝を伝えるための大切な儀式です。
墓石周りの掃除から、供花やお供え物の準備、そして静かに手を合わせる一連の流れを丁寧に行うことで、心を込めた供養となるでしょう。
また、お供え物を持ち帰る、線香を適切にあげる、服装に配慮するといったマナーを守ることは、故人への敬意を示す上で欠かせません。
これらの基本的な作法と注意点を理解し、落ち着いた気持ちでお墓参りをすることで、より一層、故人との繋がりを感じられるのではないでしょうか。

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