「僧侶との関係がわずらわしく檀家をやめたい」 檀家の抜け方とその際の注意点について

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「菩提寺や僧侶との関係が わずらわしいので檀家をやめたい」
そうお考えの方も中にはいらっしゃると思います。
また、「法要の時の僧侶の態度がいまいちだった」、「茶髪・長髪・ヒゲ等、身なりが悪く言動も横柄」、「お布施が高すぎる」、「何かと寄付金を要求される」といったことが理由で、“檀家をやめたい!”とお考えの場合もあるでしょう。

しかし、檀家を抜けることはお寺側との直接の交渉になるため、場合によっては僧侶に引き止められて、上手く抜けることができないかもしれません。

では実際、お寺との交渉で檀家をやめることは可能なのでしょうか。
また、お墓を管理して預けている檀家を抜けても、今後問題はないのでしょうか?…

 

檀家を抜ける際の伝え方

実際、檀家を抜けたい理由は人によって色々あると思います。
檀家を抜けるためにはお寺の僧侶との直接の交渉が必要ですが、その時にどんな理由を伝えるかが重要です。

「両親が亡くなって仏壇を引き継ぐことが不可能になった」
「家族の中で仏壇やお墓を処分する話になった」

このような、やむを得ない事情の場合には、僧侶も強く引き止めてくることはないと思われます。
しかし、一方で
「お参りに来るのが面倒になった」
「理由はないけどとにかく抜けたい」
といった理由が明確でない場合には、僧侶に引き止められてしまいます。

納得される事情がないと僧侶側としてはなんとしても引き止めようと説得をするでしょうし、こうなると抜けることが難しくなるので、あらかじめ明確な理由を持って相談に訪れるのが良いでしょう。

 

檀家を抜けた後の法事

檀家を抜けることを『離壇』と言いますが、離壇をした後にも葬儀や法要で僧侶が必要になる場面があると思います。
その際、檀家であった時であれば所属するお寺の僧侶にお経をあげてもらうことを依頼することができたのですが、離断してしまうと法要ができません。

葬儀や法要でお経を読んでもらうことが必要な場面はあると思うので、檀家を抜けてしまうことは一見不便も伴うように思います。

しかし、そんな方のために、僧侶に一回きりで法事に来てもらうことのできる「お坊さん派遣」という選択肢があります。

「お坊さん派遣」とは、離断してお経を読んでもらう僧侶がいなくいなった方や、もともと檀家に入っておらず、必要な時だけ僧侶に来て欲しい というご家族の方が、好きな時に僧侶を自宅や墓地等希望の場所に呼ぶことのできるサービスです。

費用はその法事に合わせた分しか払わなくて良く、お布施など普段お寺に対して納めるようなものはないので経済的です。
離断をお考えの方で、離断した後の法事が心配だったという方は、こういったサービスもあるためその点は安心して離断することができます。

 

❖ まとめ

近年は檀家に入っておらず、葬儀・法事の際、依頼するお寺がないご家庭も多いため、「お坊さん派遣」サービスを有効に活用される方が年々増加しています。
離断をお考えの方でこちらに興味を持たれた方は、ぜひホームページの方で詳細をご覧ください。

『お坊さん派遣.com』では各種ご相談も承っておりますので、お気軽にお電話・メールをお待ち致しております。

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